ご紹介する基板製造メーカーのQCD

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ご紹介する基板製造海外メーカーのQCD

基板の品質(Q)

プリント基板の品質については、各メーカー注力している部分です。品質を担保する為の組織作り・製造工程・製造機器、そして人。一番重要なポイントは”人”にあります。
例えば、ISO9001などの品質マネジメント基準を取得されている工場がほとんどですが、本当に真面目に正常に仕組みを作り上げ、実践、改善活動しているかどうか?それらは工場監査などで着目され、十分に確認される部分にはなるのですが、工場監査の無い時、普段の製品製造時にどれだけ真摯にモノ作りに対して向き合って実践されているか。
それは”人”の教育であったり企業の”人”に対する環境作りなどが大きな要因であると考えます。「品質=仕組み=人」に重点を置き、活動されている工場は意識が高く表現は非常に悪いですが、”質のいい人”が沢山いて、携わっている工場は品質はいいと思います。

ある時、あるお客様の工場監査に同行し、立ち会った時の事なのですが、工程毎に現場を回っている時に、廊下に小さな紙屑が落ちていました。
そこは人の往来の多い廊下でクリーンルームでも何でも無いのですが、工場の責任者の方が速やかにその紙屑を拾いポケットにしまった様を見たお客様の一人が、その責任者の行動を見ただけで安心しましたと言っていました。
工場監査において体制に影響の無い部分ではあったのですが、それらの行動、立ち振る舞いがその責任者から感じ取られたのだと思います。確かに隣にいた私も気持ちのいい行動でした。
そしてその工場はその後、無事監査もOKでしたし、当時より今もなおそのお客様とは良好な関係が続いています。

5Sという活動がありますが、当たり前に出来ている工場は海外では少ないかも知れません。 意味が分かり、理解し、体に染みついているかどうか、それらを常に教育し続け継続できているかどうか。 正直なところ実際に注文を出して作ってもらい、付き合っていっている中で後々色々と分かってくる事が多いのが本音です。 我々はそんな経験をたくさんしてきましたので、皆様にはポイントを抑えながらご案内させていただきます。

基板のコスト(C)

メーカー選定にあたり、最重要ポイントと言えるコストですが、さまざまな角度より熟考され基板の価格決められています。
単純に平米単価は幾らですか?と聞かれるケースが非常に多いのですが、確かに目安にはなりますが、各お客様の年間生産数や月間生産数、ようは何㎡作られるお客さ様で先々どの程度発注いただけるのかが分からない中での価格競争を強いられているのが工場側の実情です。
その基板の面積、穴数、穴の大きさ、パターンの幅・間隔、それらより歩留まりを考慮し、また各材料の仕入れ状況、マシンメンテナンス、人件費などなど。
工場の維持継続そして発展の為には、どこかを我慢して捻出(算出)しています。 実は基板の1枚単価はそれはそれは複雑な背景がある事をご理解いただいた上で、価格を見ていただけると各工場も喜ぶと思います。  

ただそうは言っても、やはり海外は安いで価格面ではご期待ください。

基板の納期(D)

納期に関しましては、”品質”と正対する重要なポイントになります。
ある工場は、最終検査工程(QC部門)の責任者が検収しないと出荷しない。と徹底している工場があります。
各お客様と取り交わした”受け入れ基準”などと照らし合わせて合格品でないと出荷しないという徹底ぶりです。
当然、納期までの基板製造工程スケジュールは工場内で周知徹底されているのが当たり前なのですが、やはりここでも各担当者の意識(人)に委ねられる部分が大きいと思います。
マシンが故障したから、材料の入荷が遅れたから、担当者が急病で・・・さまざまな理由を聞いてきました。
それも納期ギリギリになって連絡が入ってくる事が度々。
とかく海外の工場の方の中には、私は悪くなく○○のせいで遅れた。と感じてしまう事があります。
そうではなく、”意識の差”だと思っています。
何月何日、に納期だとしたら逆算すればどの工程に何時迄にどこまで出来ていないといけないかは、担当者、ましてや責任者は分かっていないといけません。
やはり「納期を守る」という強い意識を持って活動している工場が好ましいと常日頃思っています。
あとは”人のせいにしない”という責任感。だと思います。

サービス(S)

プラスαのサービスの部分にはいろいろな要素があると思います。
日本語が通じるか、コミュニケーションは円滑か、設計データ―のやり取りは大丈夫か、万が一何かしらトラブル発生の際のリカバリーは迅速で的確か?
あとは普段の業務の中で何かしら気が回るかどうか。日本メーカー並みの気配りは正直なところ難しいです。
正直なところやってみないと分からない部分がほとんどですが、このあたりを私たちがサポートさせていただきます。

ひとこと

私たちは日本の製品作りは世界一だと思っています。
品質・納期・サービス、そしてなによりMADE IN JAPANという世界ブランド。
私たちはMADE IN JAPANで生まれ育ってきたので、他の国の工場に、いろいろと押し付けてもどうしようもない事が現実的に多くあります。
そこで、逆にMADE IN JAPANの国・お客様は、だからこそ、どこを選び、どこにどう頼む(依頼)かが、重要だと思います。
私たちはそれら海外工場と日本のお客様とのパイプ役として一役担えれば幸いです。

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