中国の各メーカーや基材メーカーの動向について

2019年10月現在、中国の各メーカーや基材メーカーは繁忙期にあります。
その背景の一つとして、5G関連が非常に顕著に伸びている為です。

通常の1.5~2倍の発注が今の時期集中していて、1月の国慶節までこの繁忙期は続く見通しです。
よって今の時期の納期が通常より10日間前後余裕をみておかないと間に合わなく慎重な計画作成が必要です。

これらの背景としては、
深セン市工業情報化局は9月4日、中国電信、中国移動通信集団広東、中国聯合網絡通信の各深セン支社との間で5G
(第5世代移動通信システム)基地局の建設に関する協力覚書を締結。
同覚書では、2020年8月までに4万5,000カ所の5G基地局の建設を目指す旨が盛り込まれました。

市政府が基地局設置場所の確保や建設・運営費用を支援  というものです。

5G基地局の建設における主な障壁として、設置場所選定の難しさや、運営・保守コストの高さなどが挙げられます。
5Gの無線信号の周波数帯は4Gより高く、伝搬損失が大きいため、カバレッジ距離が短くなる。従って、5Gの無線信号が4Gと同等範囲を
カバーするためには、より多くの5G基地局が必要となるのです。
こうした課題について、深セン市政府が9月1日に発表した
「深セン市の5Gインフラ設備の普及および5G産業の質の高い発展の促進に関する若干の措置」では、政府機関の建物や政府が投資した建設プロジェクトを
(5G基地局の設置場所として)開放し、5G基地局の建設・保守に必要な費用を除き、(設置場所の)賃貸料などは徴収しないとの措置が打ち出されました。
また、スタンドアロンモード(SA)(注)による5G基地局の建設を、目標の期日までに完了した通信事業者に対しては、
基地局への電力供給コストの問題を含め、相応の支援を行う。としたそうです。

深セン市福田区文化広電旅游体育局の董姍局長は「(深セン市福田区内の)華強北エリアでは、9月26日には5Gネットワークのカバレッジが完了し、
中国国内初の5G体験エリアになる」と述べた(「南方日報」9月20日)。
(注)5Gのネットワークが独立して稼働する仕様。一方、ノンスタンドアロンモード(NSA)では、通信制御を4Gの無線・コアネットワークに委ねて一体運用する。
(梁梓園)